スタッフブログ
2017年09月21日
矯正治療中に、挫折される方はいますか。
途中で挫折される方はゼロではありません。
しかし、当院では1%以下です。
挫折される理由もいろいろありますが、家庭環境の変化とか、転勤とか、どうしても我慢できない等が
主な理由です。
治療ですから、快適なことばかりではありません。
装置の違和感や、調整したときの多少の痛みなど、ある程度は我慢していただかなくてはならないこと
もあります。
稀にそのあたりのことを誤解されている場合もあるようです。
ただ治療をする側として、それら痛みや違和感を最小限にして差し上げることが仕事ですから、
それらを緩和するためにゆっくり時間をかけてお話を伺うことを大切にしております。
頭ごなしに我慢してくださいと言うのではなく、その痛みはこういう理由だからとか説明することに
よって精神的に楽になれることもあります。
最初は矯正治療をやりたいと思って始められますが、初めて装置を装着したときは違和感があるとか、
食べにくいとか、しゃべりにくいとか、痛いとか、慣れるまでの間、後悔される方もいます。
しかしながら治療を継続され装置を取り外す時には、ほぼ100%満足されています。
それは単に歯並びがキレイになったことだけではなく、治療に関する説明が上手くできたり、
患者さんとのコミュニケーションも上手くできたり、良い信頼関係が確立できたことが大きな要因と
思います。
先日、ワーホリから帰ってきた妹と旅行をしてきました。
ほとんどくだらない話ばかりしていたのですが、妹は海外に行って、
やっぱり矯正したくなった様です。
歯並び自体は整っているのですが、若干出っ歯ぎみで、海外に行く前から母親に指摘され
気になっていたのが、海外で矯正をしている人を沢山知り、
『みんなやってるし、私もやりたい』
となったみたいです。
我が家の妹の場合、矯正のネックは治療中の通院です。(治療費もですが。。。)
今度は東南アジアで働きたいらしく、行ったら頻繁には帰れないので、
どうしようかな。。。となっているようです。
一応、インビザラインならマウスピースを自分で交換していけば良いので、
通院回数が少なくても治療可能な事を伝えましたが、取り外しが可能なので、
本人の意思が大事になってきます。
妹の性格上、すぐに外してしまい、絶対に治療が進まないと思うので、
普通の目立たないクリアタイプの矯正を勧めました。
患者さんが100%満足されるのは、患者さんとの良い人間関係とキレイな歯並び咬み合わせの調和だと思います。
妹にもぜひ100%満足のできる歯並びを手に入れて欲しいなと思います。